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ルサンチマン日記

ルサンチマンプログラマーの心の叫び/オナ禁

堕ちていく男 その10

忘備録

前回までの内容

堕ちていく男 その1 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その2 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その3 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その4 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その5 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その6 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その7 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その8 - ルサンチマン日記

堕ちていく男 その9 - ルサンチマン日記

 

男から沢山のLINEのメッセージが届いていた。


男「あのね。睦月。」
男「同級のHくんに、お金のこと相談したんよ。」
男「そしたら、Hくんから」
男「そんなんしよったら、同級のみんなから相手されんようなるぞ、って」

男「とりあえず、昨日利息分だけ返済できたけど」
男「半日、拘束されて今帰ったところ。」
男「免許証と保険証置いて行けっていわれた。」
男「虫歯があるみたいで、痛いんだけど、お金ないし、保険証もなくて、歯医者に行けない。」
男「今日も来いっていわれている。何か仕事やらされるみたい。」
男「助けてください。」


朝起きて、男からのLINEのメッセージをみて、ため息が出た。
一日の始まりから、見たくないよ。
LINEのメッセージが既読になって、スルーするのも感じ悪いと思ったのか
ボクは男のLINEのメッセージに返信した。


ボク「助けてって、どうすればいいの?」
男「わずかでも、いいのでお金を貸してくれないでしょうか。一生のお願いです。」


ボク「前にもいったけど、ボクも生活に余裕がないんだよ。ごめんけど。」
男「そうかぁ、なら死ぬしかないかな。」


LINEのメッセージに男から写真が送られてきた。
男の左腕の写真だった。
それは、左腕の肘から手首の間、幅5mmぐらいが刃物で切った跡があった。
その切った跡の部分は新しい皮膚で覆われており、数日は経過していると見られる。


男からLINEのメッセージが届く。
男「この写真ね。前に自殺未遂したの。左腕をナイフで切った。」
男「気を失ったさ。気がついたら病院の上だった。」


男のLINEのメッセージに返信する。


ボク「そんなことするなよ。」
男「もう、死ぬ感じが掴めたから、怖くないよ。」


男がどうにか、ボクからお金を借りようとしているんじゃないかと思えてきたので
ボクからは、LINEのメッセージを返信しなかった。


そして、仕事のお昼休み中に男からの携帯電話の着信があったが、用件はおおよそ予想できたので、無視して置いた。


その日の夜、ボクは仕事を終え、自宅でのんびりしていると
男からLINEのメッセージが届いた。


男「今日は1日、拘束されていたよ。」
男「携帯電話の連絡帳にある連絡先全てに、連絡してでもお金を返済しろって言われた。」
男「その中から3万円ほど、貸してくれる人がいたけど。それ以上は返済できなかった。」
男「街中で土下座した。周りに人がいたのに。もう死んだ方がいいと思った。」
男「助けてよ。睦月」


続く。

堕ちていく男 その11 - ルサンチマン日記

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