ルサンチマン日記

ルサンチマンプログラマーの心の叫び/オナ禁

堕ちていく男 その3

前回までの内容

 

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男「俺さぁ、親に縁を切る。って言われて、絶縁状態なんよ。」
ボク「なんで?」


男「実は、俺は結婚してたのよ。2年くらい前に離婚したんよ。そんときに、両親が離婚したら、縁を切るって言われてね。」
ボク「あ、結婚してたんだ。なんで離婚したの?というか、両親が縁を切るって言うのもねぇ。」


男「今の会社の作るのに、前に勤めていた会社を辞めようとしたんだけど、そのときの嫁が、会社辞めたら離婚する。って言ってね。そんで、両親も会社辞めて離婚したら、縁を切るっていいだしたんよ。」
ボク「まぁ、会社辞めるのが心配だったんじゃないの。」


そして、少し沈黙が流れる。多分1分ぐらい。


ボク「とりあえず、ボクが助けてあげられるのは、アドバイスするぐらいしかないけれど、やっぱ、会社畳んで、働いたほうがいいよ。」
男「俺みたいな中卒なんか、誰も雇わんやろ。」


ボク「んー。そうだとしても、会社員でなくても、とりあえず、バイトから始めたほうがいいよ。会社はまた作れるときに作ればいいし。」
男「そうかぁ。」


ボク「ボクだったら、バイトから始めると思うけど。」
男「・・・」


そして、長い時間喋っていたせいだと思うが、喉が少し乾いた気がして、時間を確認してみた。


ボク「あっ。もう1時間も喋ってるね。やっぱバイトだよ。バイト。」
男「う・・ん。考えてみるわ。長い時間ゴメンね。休日にありがと。」


ボク「いいよ。いいよ。ひさしぶりにお話しできてよかった。」
男「あぁ、ありがと。じゃぁ、切るわ。」


ボク「うん。またね。」
男「じゃーねー。」


ボクの操作しているウインドウズのノートPCの画面上から、その男の顔が消えた。


それから、ボクは数分間思いにふけった。
今日スカイプで男と話したことは、彼が本当に話したいことだったのか。と。
それにしても、ちょっと男の考えは幼稚で、我儘に聞こえた。
また、男は昔、男女共に人気者で、要領もよく、たいがいのことは上手く振舞えたので、羨ましく思っていた。
だけど、その羨ましさなんてものは、今は微塵も感じなかった。
私生活はどうなんだろうか。離婚したとかいっているし、友人関係とか回りの人のつながりはどうなっているだろうか。
そして、男は、大丈夫なのだろうか。ちょっと心配になってきた。
その時は、それ以上考えても男の問題が解決することも浮かばないし、ボクの時間ももったいないので、ひとまず、男と話ししたことは、考えないようにした。
せっかくの休日なので、有意義な時間にしよう。と。


それから、数日後にまた、その男からFacebookのメッセージが届いた。


続く。

堕ちていく男 その4 - ルサンチマン日記

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