ルサンチマン日記

ルサンチマンプログラマーの心の叫び/オナ禁

堕ちていく男 その2

前回の内容

takashi-mutsuki.hatenablog.com

 

スカイプで、なつかしい顔が、ボクの操作するウインドウズのノートPCの画面に表示された。
声もちゃんと聞こえる。


男「おおっ。繋がった。睦月!あぁ、懐かしい!立派になって。」
ボク「懐かしいね。ボクは全然立派じゃないけどwww。中学校卒業以来かな?」


男「あぁ、多分そんくらい。本当にもう、睦月とは違って、俺はダメダメで。。。」
ボク「久しぶりに連絡もらって、びっくりしたよ。どうしたん?話したいって?」


男「ええとね・・・・・」
それから5分程度、男の話が続く。
ボクは、ただただ、ふんふん。と頷いて話を聞いていた。
話した内容は、こんな感じだった。
男は会社を経営している。社員とかいなくて、その男ひとりだけのマイクロ法人だ。
会社の事業内容は投資を行っていて、世界各国の通貨を買っては売って利益を得ているらしい。
つまり、安い通貨の国のお金を買っておいて、その通貨が値上がりしたらそのお金を売って、その差額が利益になるらしい。
そんで、過去に1,000万円を一気に稼いだこともあったとかなんとかいって、そのときの証拠の写真をスカイプ越しで、見せてくれた。


ボクは株、FX、為替とかは、詳しくないし、ギャンブル要素が強いと思うし、経済、金融などのスペシャリストでしか得をしないのではないかという勝手な偏見をもっている。
そして、あまり興味がないから、今までの人生で、それらに関わったことはない。
まぁ、この男はよくこんな危険な事をするもんだ。と思った。

でも、ありきたりなお世辞というか、特になにも考えず、ついこう言ってしまった。


ボク「会社を経営しているんだ。すごいじゃん。」
男「でもね。今はダメダメでさぁ。困っているのよ。」


ボク「困っているって?」
男「少し前に為替が自分の期待どおりにならなくて、経営がなんというか、苦しいんよ。」


ボク「苦しいって、なにが苦しいの?」
男「生活自体もままならないんよ。俺の全財産はあと、数万円だけなんだよね。」


ボク「今はそうかもしれないけど、今後、お金が入る予定はあるの?」
男「それもなくてさぁ。どうすればいいと思う?睦月。」


すこし、考えるボク。多分30秒ぐらい。


ボク「生活もままならないのなら、会社を解散して、働くのがいいんじゃないの?どこかの会社に雇ってもらうとか、バイトするとか。」
男「う・・ん。俺も甘いなとは思っているんだけどね。一度投資で儲けてしまうと、普通に働くのがバカバカしく思えてね。」


ボク「いやぁ。でも、働かないと生活できないじゃないの?」
男「・・・」


そして、そういえば、この男は、家族に相談したのかな。と思って、聞いてみた。


ボク「この話は、両親とかに相談したの?」
男「それがさぁ。。。」


続く。 

堕ちていく男 その3 - ルサンチマン日記

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